2008/12/07

劇的な出来事

カメラを抱えて新宿を歩く。
帰り際、J書店の前に来て、そうそう、人にあげたい本があったんだと思い出す。
で、結局二冊買ってしまう。もう一冊は衝動買い。どちらも演劇関係の本だ。

自分が今生きていることと
誰かの記憶を追体験すること。
誰かの創作を受け容れること。
その交点に強烈な磁場が発生している。
交点がブレると、劇は猿芝居になり、写真は記号となる。

なんて、飯の種にもならないことを考えていると、突然後ろから声を掛けられる。
ロンドンでお世話になっていた方と三年ぶりにばったり再会。二時間ほどお話を伺う。

全く意図できない、何者かに引き寄せられたような、出会い。
劇的な出来事なんて、手垢のついた言葉だけれど、
それは僕自身ががんじがらめに作った、リアリティとやらの意味を手放すための、全くの幸運なのだ。

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